世界最古の木造建築法隆寺に使われていることで知られる、耐久性に優れ独特の香気を持つヒノキですが、この木の名の由来をご存知でしょうか。一説に、火の木、つまり昔火を起すのに使った“火切りの木”からきたものといわれます。それだけに、水分の含有量が少なく、乾燥しても狂いが出にくい良質な木というわけです。戦後の大植林時代にヒノキも全国の山に植えられましたが、杉と比べ成長が遅く、そのうえ良質な木材として多方よりの需要も多く、今なお高価なのはそのためです。とりわけ江戸時代から森林保護がされている木曾のヒノキは高価で銘木といわれています。
その木曾東濃の、150mm角のヒノキを、構造材としてふんだんに使った最高にぜいたくな家が、地球民家「東濃檜」です。
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